戸田12R優勝戦を混合レーティングで読む|内枠の利とモーター成績、その差をどう見るか

ボートレース

2026年10月12日
第11回加藤峻二杯・最終日
戸田12R 優勝戦・1800m
締切予定時刻:16:30

■1号艇を中心に見る前に、確認したい数字

1号艇・白神優のモーター2連率は11.76%。
2号艇・柳内敬太は58.82%。

その差は47.06ポイントある。

内枠の位置を重視するか、モーターの成績を重視するか。今回の戸田優勝戦は、この違いが評価を分ける。

ただし、モーター2連率は過去の使用選手や相手関係にも左右される。数値の高さが、そのまま今回の直線足や回り足を示すわけではない。

今回は提示された出走表を基に、展示とオッズが出る前の比較を数値化する。

■混合レーティング・暫定順位

順位 艇番 選手名    暫定比較指数
1位  2号艇 柳内敬太   62.2
2位  3号艇 佐々木大河  53.9
3位  4号艇 石丸海渡   52.0
4位  1号艇 白神優    51.6
5位  5号艇 伊久間陽優  42.5
6位  6号艇 山田丈    41.2

指数は勝率や的中確率ではない。
今回の採点条件による相対的な比較値である。

■数値化の方法

通常のMRは、市場30・実績25・適性20・展開15・状態10の配点で整理する。

今回はオッズ、展示、当日の気配が未提示のため、市場30点と状態10点を保留。残る60点分を使い、100点尺度へ換算した。

実績25点:
全国勝率÷10×25

適性20点:
モーター2連率÷100×20
今回は機力の参考成績として使用。当地成績は本文で別に検討する。

展開15点:
枠位置10点+平均ST5点

枠位置は1号艇から順に10・8・6・4・2・0点。
平均STは「(0.20-平均ST)÷0.10×5」で計算し、0~5点に収める。

暫定比較指数:
獲得点÷60×100

枠の配点は本記事独自の仮定であり、戸田のコース別勝率から推定した数値ではない。F持ちによる影響も点数には入れず、短評で扱う。

■1位・柳内敬太|機力の参考値が評価を押し上げる

全国勝率6.03は、今回のメンバーで最上位ではない。それでもモーター2連率58.82%、3連率73.53%が目立つ。

2号艇という位置も含め、今回の計算では首位となった。

当地2連率48.15%も比較材料。ただし当地3連率も48.15%で、出走数が提示されていないため、安定性の判断には幅を残したい。

注意点はF1と平均ST0.15。隣の白神、佐々木はいずれも0.14であり、機力成績だけで先手まで決めつけることはできない。

■2位・佐々木大河|全国成績の強さをどう生かすか

全国勝率6.75、2連率57.47%。全国2連率は6人中トップである。

モーター2連率32.35%、3連率58.82%も、比較の支えになる。平均ST0.14、F0という点も確認しておきたい。

一方、当地勝率4.75は全国勝率を下回る。全国実績の高さに対し、当地で同じ力を発揮できるかが焦点になる。

■3位・石丸海渡|実績とスタートに強み

全国勝率6.98、3連率69.47%、平均ST0.11。いずれも今回のメンバーで最上位である。

全国成績と平均STだけなら、評価の中心に置ける選手だ。

今回は4号艇の位置と、モーター2連率26.19%を反映して3位。佐々木との差は1.9ポイントで、展示内容や進入によって評価が変わり得る範囲と考える。

■4位・白神優|低い機歴と内枠の位置を切り分ける

全国勝率6.24、当地勝率6.05、平均ST0.14。当地勝率は6人中トップである。

課題はモーター2連率11.76%、3連率20.59%。今回の計算では、この低さが大きく響いた。

ただし、石丸との差はわずか0.4ポイント。順位だけで大きな能力差があるとは読めない。

展示では、直線で下がるか、ターン後の加速が鈍いかを確認したい。機歴と今回の実際の動きが一致するかが、評価を見直すポイントになる。

■5位・伊久間陽優|平均STと機力に注目

全国勝率5.33、当地勝率3.69では上位勢に差がある。一方、平均ST0.12とモーター3連率61.90%は見逃せない。

5号艇の位置に加え、F1もある。平均STの速さだけから、今回も踏み込めると判断するのは避けたい。

■6位・山田丈|外枠の条件が指数に響く

全国勝率6.71、3連率66.67%は、低く評価する数字ではない。

今回の指数が低いのは、6号艇の枠位置を厳しく採点したためである。平均ST0.16も、今回の比較では加点が小さかった。

当地成績の0.00は、実績不足か集計対象がない可能性を含む。提示情報だけで「戸田が苦手」とは断定できない。

■この優勝戦で見たい、数字の続き

暫定首位は柳内。しかし、その評価はモーター成績を20点分使った計算によるものだ。

白神は内枠と当地勝率、佐々木は全国2連率、石丸は全国勝率と平均STに、それぞれ強みがある。

展示で確認したいのは、柳内の機力成績が実際の動きに表れるか。そして白神が、低い機歴をどこまで補える状態にあるか。

数字は判断の出発点になる。最終的な比較には、進入、展示の直線足・回り足、風向き、波高を重ねたい。

■関連情報

混合レーティングの考え方と各競技の分析
https://publicracingrating.com/

公式出走表
https://www.boatrace.jp/owsp/sp/race/racelist?hd=20261012&jcd=02&rno=12

■免責事項

本記事は、提示された出走表を基にした独自の事前分析です。公式ページの最新内容との照合はできていません。指数は勝率・的中確率を示さず、結果や利益を保証するものでもありません。展示、進入、気象、オッズ、出走変更によって評価は変わります。舟券購入は20歳以上の方が、最新の公式情報を確認し、ご自身の判断と無理のない予算で行ってください。

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