2026年10月12日(月)
児島「デイリースポーツ杯」最終日
12R 優勝戦・1800m
締切予定時刻:16:50
全国勝率トップが、そのまま優勝戦の評価トップになるとは限らない。
今回、全国勝率6.93で最上位なのは5号艇・田頭実。一方、1号艇・西野翔太は6.62。実績では田頭が上回るが、枠順まで重ねると評価は変わる。
児島12Rの焦点は、この「実績と位置の差」にある。
■混合レーティング順位表
順位 艇番 選手名 暫定MR
1位 1号艇 西野翔太 58.8
2位 5号艇 田頭実 53.3
3位 3号艇 小原聡将 52.8
4位 4号艇 鈴木勝博 52.2
5位 2号艇 篠原飛翔 51.2
6位 6号艇 川口貴久 43.6
点数は100点満点の独自比較指標。勝率や的中確率ではない。
展示、気象、オッズが未提示のため、今回は事前データによる暫定評価とする。2~5位は2.1点以内に収まり、順位差を過大評価しないことが大切だ。
■今回の数値化方法
基本配点は市場30点、実績25点、適性20点、展開15点、状態10点。
市場と状態は判断材料が不足しているため、全艇共通で市場15点、状態5点を仮置きした。未確認の情報による差は付けていない。
実績は全国勝率・全国2連率・全国3連率、適性は当地勝率とモーター2連率・3連率を使用する。
実績点
=25×(全国勝率÷10×0.50
+全国2連率÷100×0.25
+全国3連率÷100×0.25)
適性点
=20×(当地勝率÷10×0.50
+モーター2連率÷100×0.25
+モーター3連率÷100×0.25)
展開点は枠順70%、平均ST30%で構成。
枠評価は1~6号艇を順に100、80、65、55、35、20と設定。ST評価は「(0.20-平均ST)÷0.10」を使用し、F1の選手は展開点から2点を減点した。
この枠評価とF減点は今回の分析上の仮定であり、児島の実測コース別勝率や、統計的に推定した影響量ではない。枠なり進入を想定しているため、進入変更があれば再評価が必要となる。
■1位・西野翔太|実績を生かしやすい1枠
全国勝率:6.62
全国2連率:52.14%
全国3連率:70.94%
当地勝率:6.11
平均ST:0.15
F0
西野は全国3連率が6艇中トップ。全国勝率だけでは田頭に届かないものの、上位着に入る実績と1枠を合わせると、今回の評価の中心になる。
内訳は実績15.97点、適性10.08点、展開12.75点。共通の20点を加えてMR58.8とした。
ただし、34号機の2連率32.59%、3連率46.88%は上位の数字ではない。1枠の評価を、そのまま機力優位と読み替えないことが重要だ。
展示では、旋回後の加速と内側から先に回れる足を確認したい。
■2位・田頭実|実績と機力は上位、課題は5枠とF1
全国勝率:6.93
全国2連率:56.98%
当地勝率:6.67
モーター2連率:44.20%
平均ST:0.13
F1
全国勝率、全国2連率、当地勝率はいずれも今回の最上位。平均STも最も速く、数字上の実力比較では存在感が大きい。
実績点は16.44、適性点は12.03で、どちらも6艇中トップとなった。
一方、5枠とF1を織り込むと展開点は4.83点にとどまる。MR53.3は、能力の低さではなく、今回の位置とスタート面の慎重さを反映した評価だ。
F1だから必ずスタートが遅れるとは限らない。展示の進入と踏み込みを確認することで、事前評価の妥当性を判断したい。
■3位・小原聡将|3枠とモーター成績のバランス
全国勝率:5.95
当地勝率:5.77
モーター2連率:38.46%
モーター3連率:58.82%
平均ST:0.15
F0
小原は全国実績で鈴木を下回るが、モーター成績と3枠の評価で補い、MR52.8とした。
適性点10.63は西野を上回る。ただし、これは当地勝率とモーター率を合成した結果であり、当地実績単独で西野より優れているという意味ではない。
2号艇の動きに対し、どの位置から攻められるかが焦点。展示では伸びとターンの両方を見たい。
■4位・鈴木勝博|全国実績を機力が支えられるか
全国勝率:6.34
全国2連率:48.94%
全国3連率:64.89%
モーター2連率:28.44%
平均ST:0.16
F0
全国成績は西野、田頭に続く水準。一方、25号機の2連率は今回の6艇で最も低く、適性点が伸びなかった。
ボート2連率47.76%は最上位だが、今回の計算にはボート成績を採用していない。ボート率だけでモーター面の不安を解消したとは判断しない。
小原との差は0.6点。展示で加速や伸びに明確な優位があれば、両者の評価順は見直す余地がある。
■5位・篠原飛翔|2枠の利点を生かせるか
全国勝率:5.31
当地勝率:5.32
モーター3連率:53.81%
平均ST:0.17
F0
2枠による展開点は9.75点で、西野に次ぐ評価。ただし、全国実績と平均STの比較では上位艇に届かず、総合MRは51.2となった。
内側の位置は有利な材料だが、スタートで後手に回れば外側の攻めを受ける可能性がある。西野とのスタート比較と、小原に先に動かれないかを確認したい。
■6位・川口貴久|モーター上位でも外枠の負担が大きい
全国勝率:4.94
当地勝率:4.25
モーター2連率:47.32%
モーター3連率:65.63%
平均ST:0.14
F1
20号機の2連率と3連率は、ともに6艇中トップ。機歴だけを見るなら見落とせない存在だ。
しかし、全国・当地の勝率、6枠、F1を合わせるとMR43.6。好モーターという一つの材料だけで、総合評価を引き上げることはできない。
なお、モーター率は集計期間の成績であり、今回の調整状態や当日の足を直接示すものではない。展示で実際の伸びと旋回力を確かめたい。
■優勝戦の読みどころは「首位の理由」と「中位の接近」
暫定評価の中心は西野翔太。全国3連率70.94%と1枠が、その根拠となる。
田頭実は実績・適性で上位に立つが、外枠とF1が総合点を抑えた。小原、鈴木、篠原は僅差で、展示による評価変更が起こりやすい位置にいる。
西野と田頭の差は5.5点。ただし、その差には今回設定した枠評価が強く影響している。点差だけで決着の堅さを断定せず、進入と展示で前提を確認することが、このMRの使い方になる。
今節成績の貼り付け部分は着順の対応を十分に確認できないため、節間着順による加点は行っていない。
■関連情報
混合レーティング研究所
https://publicracingrating.com/
■免責事項
本記事は提示された出走表をもとにした独自の分析であり、結果や利益を保証するものではありません。MRは比較用の評価点で、的中確率を示しません。展示、進入、気象、オッズなどにより評価は変わります。締切時刻や出走情報は最新の公式発表をご確認ください。舟券の購入は20歳以上の方が、ご自身の判断と無理のない予算の範囲で行ってください。
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