鳴門10月9日12R優勝戦は内枠だけで決まる?混合レーティングで読む実績とモーターの差

ボートレース

全国勝率では1号艇・田中駿兵。
モーター3連率では2号艇・岡谷健吾。
当地3連率では4号艇・妹尾忠幸。

同じ出走表でも、見る数字によって主役が変わる。

2026年10月9日の鳴門12R優勝戦は、選手の実績、当地との相性、機力の参考値を分けて読むことで、それぞれの強みが見えてくる一戦だ。

■レース概要

開催:松茂町ほか二町ボートレース事業組合開設58周年記念
日程:2026年10月9日・最終日
会場:ボートレース鳴門
対象:12R優勝戦
距離:1800m
締切予定:14時11分

分析は提示された出走表に基づく。展示タイム、直前オッズ、気象条件は未反映。

■暫定MR順位表

順位 艇番 選手名   暫定MR
1位  1 田中駿兵   69.8
2位  3 尾上雅也   59.0
3位  2 岡谷健吾   57.3
4位  4 妹尾忠幸   57.0
5位  5 伊藤啓三   46.8
6位  6 原田秀弥   44.8

この点数は、今回の計算基準で比較した独自評価。勝率や的中確率を示すものではない。

特に2位から4位は2.0点以内。小さな点差だけで優劣を断定せず、評価の中身まで確認したい。

■数値化の方法

MRの基本配分は、市場30点・実績25点・適性20点・展開15点・状態10点。

今回は市場と当日の状態を評価する情報が不足しているため、その40点は採点しない。確認できる60点分を100点換算した暫定評価とする。

実績25点
全国勝率÷10×25

適性20点
当地勝率÷10×10
+モーター3連率÷100×10

展開15点
枠評価+平均ST評価

枠評価は1号艇から順に10・8・6・4・2・0点。
平均ST評価は「(0.30-平均ST)÷0.30×5」で算出する。

暫定MR=上記合計÷60×100

枠の点数とSTの基準は、この記事で採用した比較用の仮定。鳴門の実測コース別勝率から推定した数値ではない。また、モーター成績は使用選手などの影響を受けるため、機力そのものを直接表す数字ではない。

■田中駿兵――全国実績と内枠が重なる

田中の全国勝率7.02は、この6人で最上位。全国2連率56.67%も最も高く、平均ST0.14もメンバー最速だ。

計算内訳は、
実績17.55点
適性11.69点
展開12.67点
合計41.90点/60点

全国成績に加えて1号艇の枠評価が重なり、暫定MRでは首位になった。

一方、モーター3連率52.17%は突出していない。F1も確認できるが、今回は根拠のある減点幅を設定できないため、機械的な減点はしていない。直前のスタート展示と進入を確認したい。

■尾上雅也――全国実績で2位に位置する

尾上は全国勝率6.63、全国2連率50.41%。どちらも田中に次ぐ数値だ。

全国勝率の評価では16.58点を得る一方、当地勝率5.38は田中、妹尾を下回る。実績面の強さと当地での成績を分けて見る必要がある。

暫定MR59.0は、全国実績と3号艇の枠評価を合わせた結果。展示で旋回や直線の気配が確認できれば、この評価を見直す材料になる。

■岡谷健吾――モーター成績が比較の焦点

岡谷の全国勝率は5.09。選手の実績だけを比較すると、上位には置きにくい。

しかし、15号機は2連率47.52%、3連率65.35%で、どちらも今回の6機で最上位。モーター3連率の採点では6.54点となり、田中の5.22点を上回る。

2号艇の位置も加わり、暫定MRは57.3。全国勝率だけでは見落としやすい比較対象だ。

ただし、モーターの過去成績が、そのまま今節の出足や伸びを保証するわけではない。展示で実際の動きと照合することが欠かせない。

■妹尾忠幸――当地実績は点差以上に見たい

妹尾の当地勝率6.46は、田中の6.47とほぼ同水準。当地3連率75.00%はメンバー最上位で、全国3連率71.72%も最も高い。

今回の計算では、全国・当地とも勝率を採用し、選手の3連率は重複を避けるため加点していない。このため、3着以内に入る成績の高さは、補足情報として読む。

4号艇の枠評価によってMRは57.0となったが、岡谷との差は丸め前で約0.36点。当地成績の強さを考えれば、この僅差を決定的な差として扱うべきではない。

■伊藤啓三と原田秀弥――外枠の点数をどう読むか

伊藤は当地勝率5.63で、全国勝率5.20を上回る。ただし、提示された集計期間や出走数の違いが不明なため、これだけで当地適性が高いとは断定できない。

原田は全国勝率5.94、全国3連率63.39%。一定の実績がある一方、今回の計算では6号艇の枠評価が0点となり、総合点を押し下げた。

両者の順位には外枠への配点が強く影響している。進入が変われば、今回の枠評価をそのまま使うことはできない。

■出走表の空欄を、成績として埋めない

提示された今節欄には、レース番号、コースとみられる数字、STが並んでいるが、着順は確認できない。

そのため、「今節は連勝」「着順が安定」といった評価は加えていない。掲載STが速いことと、好着順を取ったことは別の情報だ。

数値化では、確認できる数字だけを使うことが、評価の意味を保つ第一歩になる。

■この優勝戦で見えてくるもの

今回の暫定評価は、全国実績と内枠が重なる田中を首位とした。

その後ろは、全国実績の尾上、モーター成績の岡谷、当地成績の妹尾が接近している。順位以上に、強みの種類が違う点が重要だ。

直前には進入、展示ST、旋回の安定感、風向・風速を確認したい。未採点の情報が加われば、暫定順位は変わり得る。

■関連情報

混合レーティング研究所
公営4競技のデータ分析と記事の読み方
https://publicracingrating.com/

■免責事項

本記事は、提示された公開データをもとにした独自の分析です。評価点や順位は、レース結果、的中、利益を保証するものではありません。暫定MRは勝率・的中確率ではなく、計算方法や配点によって変わります。投票する場合は最新の公式情報を確認し、ご自身の判断と無理のない予算で行ってください。20歳未満の方は舟券を購入できません。

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