尼崎12R優勝戦を混合レーティングで読む|2026年10月6日の枠順とモーターを比較

ボートレース

2026年10月6日、尼崎「BTS京丹後開設11周年記念競走」は最終日を迎えます。12Rは1800mの優勝戦。締切予定時刻は16時25分です。

今回の比較で注目したいのは、全国成績、当地実績、モーター成績がそれぞれ異なる選手を支持していることです。

全国勝率は2号艇・田中信一郎の7.10が最上位。当地勝率は5号艇・吉川元浩の7.43、モーター2連率は3号艇・大須賀友の49.58%が最上位です。一方、1号艇・武田光史には内枠からレースを組み立てられる条件があります。

混合レーティングでは、これらの材料を分けて数値化し、どの条件が評価を支えているかを確認します。

■ 混合レーティング暫定順位

順位 艇番 選手名    MR
1位  2号艇 田中信一郎 64.7
2位  1号艇 武田光史  63.4
3位  3号艇 大須賀友  62.2
4位  4号艇 井上遥妃  56.4
5位  5号艇 吉川元浩  53.7
6位  6号艇 井手良太  47.2

点数は今回の比較用に設定した独自指標です。勝率や的中確率ではありません。上位3艇の差は小さく、展示や進入によって評価が変わり得ます。

■ 今回の採点方法

基本配点は、市場30点、実績25点、適性20点、展開15点、状態10点の合計100点です。

ただし、今回はオッズと展示情報がありません。市場は全艇15点、状態は全艇5点の中立点に固定しました。確認できない情報から差をつけていません。

実績点:
全国勝率÷10×25点

適性点:
当地勝率÷10×10点
+モーター2連率÷50×10点
※モーター部分は10点を上限とします。

展開点:
枠番順に15、12、10、8、6、4点を設定。
F1の選手は、スタート面の慎重さを考慮する仮定として1点減点します。

枠順の点数とF1の減点幅は、今回の分析で置いた仮定です。尼崎の実測勝率から推定した値ではありません。進入は枠なりを仮定しています。

今節成績の転載部分では着順を明確に読み取れないため、今節の着順評価は採点していません。

■ 2号艇・田中信一郎を支える全国成績

田中信一郎は全国勝率7.10、全国2連率57.66%、全国3連率76.58%。いずれも今回の6選手で最上位です。

モーター61号機の2連率も41.27%あり、実績と機力の基礎指標を両立しています。平均STは0.14、F0という点も比較材料になります。

採点内訳は、市場15.0、実績17.8、適性14.9、展開12.0、状態5.0。合計64.7点です。

ただし、2コースからの想定では内側に武田光史がいます。全国成績の優位だけで、先に旋回できると判断することはできません。差しに入る余地と、出口での加速を展示で確認したい選手です。

■ 1号艇・武田光史は内枠の条件をどう生かすか

武田光史は全国勝率6.66、全国3連率72.90%。A2という級別だけで評価を下げず、実際の成績を見る必要があります。

モーター45号機の2連率は33.85%で、田中信一郎や大須賀友を下回ります。その差を内枠の展開点が補い、暫定2位となりました。

採点内訳は、市場15.0、実績16.7、適性12.8、展開14.0、状態5.0。合計63.4点です。

平均STは0.16、F1です。今回の焦点は、スタートで大きく後手を踏まず、1マークまで内側の位置を保てるか。展示では直線の比較に加え、旋回後に艇が進むかを確認したいところです。

■ 3号艇・大須賀友はモーター指標が強み

大須賀友のモーター56号機は、2連率49.58%、3連率68.07%。どちらも今回の6艇で最上位です。

当地勝率7.11、当地3連率77.78%も比較上の強みです。全国勝率6.45だけでは見えない評価材料が、当地実績とモーター成績にあります。

採点内訳は、市場15.0、実績16.1、適性17.0、展開9.0、状態5.0。合計62.2点です。

一方、平均STは0.16、F1。累積のモーター成績が良くても、今回の調整やスタートが同じ水準になるとは限りません。展示で直線と回り足が伴えば、上位との差を見直す材料になります。

■ 4号艇・井上遥妃は仕掛ける位置が焦点

井上遥妃は当地勝率7.00、モーター25号機の2連率39.39%。全国勝率5.82に対し、当地勝率が高い点が目を引きます。

平均STは0.14ですが、F1でもあります。平均値の速さと、今回のスタート判断は分けて考える必要があります。

暫定MRは56.4点。4コース想定では、内側3艇のスタートと隊形が展開を左右します。展示進入が変わる場合は、今回の枠順による採点をそのまま使えません。

■ 5号艇・吉川元浩は当地実績と機力指標に開き

吉川元浩は全国勝率7.06、当地勝率7.43。当地実績では今回の最上位です。

一方、モーター42号機の2連率は17.89%、3連率は34.96%で、今回の6艇では最も低い数値です。さらに5コース想定のため、今回の計算では53.7点となりました。

この順位は選手の能力だけを並べたものではありません。高い実績に対し、モーター指標と外枠の条件が評価を押し下げています。

累積成績と現在の機力には差が生じる場合があります。展示で回り足や出口の押しが確認できれば、低いモーター成績だけで評価を固定しないことが大切です。

■ 6号艇・井手良太は外枠からの条件を確認

井手良太は全国勝率5.59、当地勝率4.79、モーター38号機の2連率22.41%。今回の採点では実績、適性、枠順の各項目で点数が伸びず、47.2点となりました。

平均STは0.14、F0です。ただし、スタート指標が良くても、6コースからは1マークまでの位置関係が課題になります。

内側の攻防で進路が生まれるか、展示で他艇と比べて伸びがあるかを確認する必要があります。

■ 展示で評価を更新するポイント

最初に確認したいのは進入です。枠なりでなければ、展開点を見直します。

次に、武田光史が内側の位置を保てるスタートと足を備えているか、田中信一郎が旋回後に加速できるか、大須賀友の高いモーター指標が現在の動きにも表れているかを比較します。

吉川元浩については、累積モーター成績と展示の動きに差があるかが重要です。

展示タイムだけで評価を決めず、直線、回り足、旋回後の押し、風向きや水面条件も合わせて確認してください。

■ 数字の食い違いからレースを読む

今回の暫定評価では、全国成績とモーター指標を両立する田中信一郎が1位、内枠の条件を持つ武田光史が2位、当地実績とモーター成績が強い大須賀友が3位となりました。

上位3艇は2.5点以内です。この差から明確な優劣を断定するより、各艇が何によって評価されているかを理解する方が、直前情報を読む際に役立ちます。

実績、当地適性、機力、枠順を分けて見ることで、展示後にどの項目を更新すべきかが明確になります。

■ 関連記事・分析の読み方

公営4競技を、数字とレースの条件から読む
https://publicracingrating.com/

■ 出典

BOAT RACE公式・尼崎12R出走表
https://www.boatrace.jp/owsp/sp/race/racelist?hd=20261006&jcd=13&rno=12

本記事は、提示された出走表の数値に基づいて作成しています。オッズ、展示、気象情報は未反映です。開催情報や出走変更は最新の公式発表をご確認ください。

■ 免責事項

本記事は公開データを整理した独自の分析であり、着順、的中、利益を保証するものではありません。混合レーティングは比較用の評価点であり、勝率や的中確率を示しません。

枠順の配点などには分析上の仮定を含み、予測精度を検証したモデルではありません。投票を行う場合は、ご自身の判断と無理のない資金の範囲で行ってください。舟券の購入は20歳以上の方に限られます。

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