鳴門10月2日12R優勝戦を混合レーティングで読む|当地実績と進入が評価をどう変えるか

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2026年10月2日、鳴門「BOATRACE振興会会長杯競走」は最終日の12R優勝戦を迎えます。距離は1800m、締切予定時刻は14時13分です。

出走表で目を引くのは、1号艇・稗田聖也の内枠と、4号艇・西島義則の全国・当地成績です。枠番を重視するか、実績を重視するかによって、評価の見え方が変わります。

今回は提示された出走表を基に、確認できる実績と適性を数値化しました。展示、オッズ、気象条件が未確認のため、完成版のMRではなく、比較の土台となる暫定評価です。

【1.観測|級別と成績を分けて読む】

全国勝率の上位は、西島義則6.67、繁野谷圭介6.31、稗田聖也6.28です。当地勝率でも西島が7.32で最上位となり、稗田の6.83が続きます。

一方、全国3連率は山地正樹65.29%、繁野谷64.75%、稗田64.66%。全国勝率だけで比較した場合とは並びが異なります。

ここで注意したいのは、ボートレースの「勝率」が1着になる確率を示す数字ではないことです。勝率6.67を、勝つ確率66.7%と読み替えることはできません。

級別についても、提示表では西島がB2、山地がB1ですが、それだけで今回の評価を低くする根拠にはなりません。級別と掲載成績を分けて比較する必要があります。

【2.仮説|実績上位と内枠の優位は一致するか】

実績と当地成績を中心に考えると、西島が比較の先頭に立ちます。ただし、4号艇という枠番から、実際にどのコースへ入るかが重要です。

提示表の今節進入欄では、西島は9走中8走が2コース、1走が1コースです。この履歴は、優勝戦でも枠なり進入を前提にし切れない材料になります。ただし、今回の進入を確定する情報ではありません。

稗田は1号艇に加え、平均ST0.14で6選手中最も小さい数値です。当地勝率6.83もあり、進入とスタートが整えば、内側からレースを組み立てる条件があります。

今回の中心的な仮説は、「実績では西島が上位だが、稗田の内枠とスタート条件によって評価差が変わる」というものです。

【3.数値化|確認できる45点分を比較する】

当研究所のMRは、市場30点、実績25点、適性20点、展開15点、状態10点の計100点を基本とします。

今回は市場・展開・状態の計55点を未評価とし、実績と適性の45点分だけを算出します。未評価項目に仮の点数を入れず、確認できる数値を比較します。

今回の計算式

実績点=全国勝率÷10×25
当地適性点=当地勝率÷10×10
機力参考点=モーター2連率÷100×10

暫定評価=実績点+当地適性点+機力参考点

適性20点は、今回の分析では当地成績10点とモーター成績10点に分けました。ボート成績や3連率は補足材料とし、点数には重複して加えていません。

MR暫定順位表
順位 艇番 選手名    実績 当地 機力 合計/45
1位  4 西島義則    16.68 7.32 3.52 27.52
2位  1 稗田聖也    15.70 6.83 3.23 25.76
3位  3 繁野谷圭介   15.78 5.14 3.74 24.65
4位  6 山地正樹    15.33 5.05 3.30 23.68
5位  5 平田さやか   14.98 5.13 3.18 23.28
6位  2 大平誉史明   14.30 4.40 3.56 22.26

合計は丸める前の数値から計算しています。表示した内訳の合算と0.01点ずれる場合があります。

この順位は実績・適性の部分評価です。優勝確率や、進入まで含めた総合順位を示すものではありません。

【各選手の短評】

4号艇・西島義則
全国勝率6.67、当地勝率7.32が部分評価を押し上げました。ただし、当地成績の集計期間や出走数は提示資料では確認できません。進入コースと起こし位置が、実績を発揮できる条件になるかを見たい選手です。

1号艇・稗田聖也
当地2連率53.33%、当地3連率73.33%が特徴です。平均ST0.14も比較材料になります。1号艇という条件は今回の点数に入れていないため、展示進入を確認したうえで展開評価を加える必要があります。

3号艇・繁野谷圭介
モーター2連率37.35%は6艇中最上位。ボート2連率47.67%も最上位です。ただし、機材の集計成績が当日の舟足を保証するわけではありません。平均ST0.19と、直近に記載されたST0.03・0.05の差も確認したいところです。

6号艇・山地正樹
全国3連率65.29%が最上位です。提示された直近3走のSTは0.06、0.13、0.08で、平均ST0.17より小さい値が並びます。外枠からどの位置を取れるかによって、評価が変わります。

5号艇・平田さやか
全国3連率63.76%、平均ST0.15を持ちます。一方、モーター2連率31.76%は今回の比較では最も低い数値です。直前展示で、この集計値と実際の直線足・回り足が一致するかを確認します。

2号艇・大平誉史明
当地勝率4.40が今回の部分評価を下げました。モーター2連率35.63%は比較的上位です。2号艇からの進入と内側の動き次第では、部分順位とは異なる展開上の評価が必要になります。

【4.検証|優勝戦当日に確認すること】

今回の仮説を検証する際は、次の項目を確認します。

・展示進入と、各艇の起こし位置
・展示STと、普段の平均STとの差
・展示タイム、直線足、回り足
・風向、風速、波高
・直前オッズと、その確認時刻

特に、西島の進入が内側へ変わる場合、他艇のコースや助走距離も変わる可能性があります。展示進入をそのまま本番の確定情報として扱わず、想定の根拠として記録します。

また、提示表の今節欄にある「2」「5」などは進入コースです。着順として集計すると、今節の好不調を誤って判断することになります。今回は今節着順を使った状態評価を行っていません。

レース後は、実際の進入、ST、決まり手を確認し、事前の仮説と照合します。結果に合わせて事前評価を書き換えず、評価が機能した条件と外れた条件を残すことが検証につながります。

【5.示唆|点数差より、その差の理由を見る】

実績・適性45点分では、西島が27.52点、稗田が25.76点で、差は1.76点です。ただし、この差には枠順、進入、展示、当日の気象条件が含まれていません。

西島の評価を支えているのは全国・当地成績。稗田には当地成績に加えて、1号艇と平均STという別の比較材料があります。

今回のMRは、実績面の比較を数値で整理し、当日に何を確認すべきかを明確にするためのものです。未確認の55点分が大きいため、部分順位だけで優勝戦全体の結論を出す段階ではありません。

【分析方法と情報の透明性】

分析・執筆:混合レーティング研究所

使用資料:読者提示のBOAT RACE公式出走表
対象:2026年10月2日 鳴門12R優勝戦

公式ページは執筆時に取得できなかったため、掲載数値は提示資料に基づいています。展示、オッズ、気象条件、変更情報は未確認です。独自に算出した点数は公式評価ではありません。

公式出走表
https://www.boatrace.jp/owsp/sp/race/racelist?hd=20261002&jcd=14&rno=12

関連する分析記事は、当サイトのボートレース一覧からご覧いただけます。
https://publicracingrating.com/category/boat-race/

【免責事項】

本記事は公開データを整理した独自の分析であり、的中、払戻し、利益を保証するものではありません。MRの点数や順位は、勝率・的中確率を示すものではなく、購入を推奨するものでもありません。投票する場合は最新の公式情報をご確認のうえ、ご自身の判断と無理のない予算でお楽しみください。20歳未満の方は舟券を購入できません。

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