13試合の勝敗を考える前に、今回の販売データには気になる数字があります。
第1660回totoの投票口数は、10月8日6時07分時点で173,780口。そのうち約80.7%をマルチが占めています。
ただし、この数字から「今回は波乱になる」「引き分けが多くなる」と判断することはできません。
販売状況から分かるのは、購入された組み合わせの構成です。各チームの強さや、試合ごとの支持率とは分けて読む必要があります。
今回は、提示された13試合と売上情報を、混合レーティング(MR)の視点で整理します。
■ 第1660回totoの販売締切と対象日程
販売終了日:2026年10月10日(土)
公式サイト・ネット決済:13時50分
公式サイト・コンビニ決済:12時00分
スポーツくじ取扱コンビニ:11時30分
くじ売り場:12時00分
結果発表日:2026年10月11日(日)
払戻開始日:2026年10月14日(水)
払戻期限:2027年10月13日(水)
締切時刻は購入方法によって異なります。最初の試合が14時開始でも、購入できる時刻が14時までという意味ではありません。
以下の販売情報・対象試合は、提示された10月8日6時07分時点の情報を基準としています。
■ 混合レーティングの評価一覧――今回は点数を確定できない
今回の資料には、対象カードと売上情報が掲載されています。一方、各試合の投票比率、直近成績、欠場情報などは含まれていません。
そのため、チーム別のMR点数と優劣順位は算出保留とします。番号は対象試合番号であり、評価順位ではありません。
No.1 C大阪 vs 横浜FM
10月10日14時00分/ハナサカ
MR:算出保留
No.2 FC東京 vs 浦和
10月10日15時00分/味スタ
MR:算出保留
No.3 福岡 vs 岡山
10月10日15時00分/ベススタ
MR:算出保留
No.4 千葉 vs 長崎
10月11日14時00分/フクアリ
MR:算出保留
No.5 水戸 vs 清水
10月11日15時00分/水戸信ス
MR:算出保留
No.6 京都 vs 町田
10月10日19時00分/サンガS
MR:算出保留
No.7 東京V vs 広島
10月11日15時00分/味スタ
MR:算出保留
No.8 川崎F vs 名古屋
10月11日16時00分/U等々力
MR:算出保留
No.9 甲府 vs 栃木C
10月10日16時00分/JITス
MR:算出保留
No.10 鳥栖 vs 藤枝
10月10日14時00分/駅スタ
MR:算出保留
No.11 徳島 vs 今治
10月10日14時00分/鳴門大塚
MR:算出保留
No.12 山形 vs 仙台
10月11日13時05分/NDスタ
MR:算出保留
No.13 いわき vs 秋田
10月11日15時00分/ハワスタ
MR:算出保留
知名度だけで点数を付けると、数字が印象を強く見せるだけになってしまいます。ここでは、確認できた情報と未確認の情報を区別します。
■ 売上を数値化すると、マルチの存在感が見える
総売上:17,378,000円
総投票口数:173,780口
総投票枚数:27,254枚
マルチ
売上:14,016,400円
口数:140,164口
枚数:18,677枚
シングル
売上:3,361,600円
口数:33,616口
枚数:8,577枚
口数の構成比を計算すると、次のようになります。
マルチ:80.66%
シングル:19.34%
売上を口数で割ると、いずれも1口100円です。
次に、投票1枚当たりの平均口数を見ます。
全体:約6.38口
マルチ:約7.50口
シングル:約3.92口
ここで注意したいのは、「シングルの平均が約3.92口」という数字です。
シングルは、各試合について結果を一つずつ選ぶ形式です。しかし、投票枚数をそのまま組み合わせ数や購入人数とみなすことはできません。
この集計から分かるのは、投票1枚当たりに計上された平均口数までです。購入者1人当たりの支出や、支持されたチームは分かりません。
■ 「マルチ約81%」は波乱予想を意味するのか
マルチでは、一つの試合に複数の結果を選べます。そのため、選択を広げるほど口数が増えます。
例えば、他の試合をすべて一つの結果に固定した場合、
1試合を2通りにする:2口
2試合をそれぞれ2通りにする:4口
3試合をそれぞれ2通りにする:8口
これは仕組みを説明する計算例であり、購入方法の推奨ではありません。
重要なのは、マルチの口数が多いことと、多くの人が波乱を予想していることは同じではない点です。
少数の投票でも、組み合わせを広げれば口数は増えます。また、どの試合で選択を広げたのかは、今回の集計にはありません。
販売データを読むときは、「口数」「枚数」「人数」を混同しないことが出発点になります。
■ サッカーのMRは、五つの材料で組み立てる
今回のチーム比較には、次の100点配分を評価枠組みとして用います。
市場:30点
実績:25点
適性:20点
展開:15点
状態:10点
各項目を0~100にそろえる場合の計算式は、
MR=市場×0.30+実績×0.25+適性×0.20+展開×0.15+状態×0.10
となります。
市場では、各試合の「1・0・2」の投票比率を確認します。今回のマルチ・シングル構成比を、チームの市場評価に代用することはできません。
実績では、直近の勝敗だけでなく、得失点や対戦相手の強さを整理します。
適性では、ホーム・アウェイ別の成績と、相手の戦い方への対応を見ます。
展開では、先制後の守り方、追う側になったときの得点力などを比較します。
状態では、出場停止、負傷、休養日数、直前の出場時間を確認します。
項目別の採点基準が定まっていない段階では、この式だけで客観的な点数が完成するわけではありません。また、MR80点を勝率80%と読むこともできません。
■ 13試合の短評――まず確認したい条件
C大阪 vs 横浜FM
ホーム・アウェイ別の得失点を確認したいカード。クラブ名の印象より、今回の開催条件に合う実績を優先します。
FC東京 vs 浦和
両チームの直前日程と出場時間が確認事項。同じ中日でも、主力の負担が同じとは限りません。
福岡 vs 岡山
得点数と失点数の両方を確認。低得点を想定する場合でも、それだけで引き分け評価を高めるのは早計です。
千葉 vs 長崎
ホーム側の成績と、アウェイ側の敵地成績を同じ期間で比較したい一戦です。
水戸 vs 清水
順位や知名度の差を、そのまま点差に置き換えないこと。対戦相手の水準も合わせて整理します。
京都 vs 町田
先制した場合と先制された場合の成績が確認材料。展開による評価の変化を見たいカードです。
東京V vs 広島
直前の日程、移動、欠場情報を確認。状態の評価は、情報更新の時刻もそろえる必要があります。
川崎F vs 名古屋
直近の得失点と先発構成を確認。過去の対戦成績だけでは、現在のチーム状態を評価し切れません。
甲府 vs 栃木C
同じ試合数・同じ期間のデータを用いることが重要。比較条件をそろえて実績差を見ます。
鳥栖 vs 藤枝
ホーム・アウェイ別の成績を確認。シーズン全体の平均に隠れる違いを探します。
徳島 vs 今治
直近の失点状況と攻撃の継続性を確認。連勝・連敗という結果だけで判断しないことが大切です。
山形 vs 仙台
対戦への注目度と勝敗評価を区別したいカード。投票比率が分かれば、実績とのずれも確認できます。
いわき vs 秋田
先発、欠場、直近の得失点を確認。情報が不足している部分は、点数で埋めずに保留します。
以上は勝敗の結論ではなく、各カードを比較するための確認事項です。
■ 13試合では、小さな不確実性が積み重なる
仮に、選んだ結果が各試合で60%の確率で当たり、試合間が独立しているとすると、
0.6の13乗=約0.1306%
13試合すべてが一致する確率は、約766分の1です。
各試合を70%と仮定しても、
0.7の13乗=約0.9689%
約103分の1になります。
これは第1660回の当せん確率ではありません。各試合に同じ確率を置いた、説明用の仮定です。
一試合ごとに「かなり有力」と感じても、13試合全体では不確実性が積み重なります。MRを使う目的も、確実な結果を作ることではなく、判断の根拠と弱い部分を見えるようにすることです。
■ 第1660回で、今分かること
今回の資料から確定できるのは、13試合の日程、販売締切、売上構成です。
数値化すると、マルチは口数の約80.7%。ただし、各試合の人気や勝敗の優劣は読み取れません。
次に必要なのは、試合別の投票比率と、同じ基準で整理したチームデータです。
数字があるだけで、分析の精度が上がるわけではありません。その数字が何を表し、何を表していないか。そこを確かめることが、混合レーティングの第一歩になります。
■ 関連情報
混合レーティング研究所
独自指標の考え方と、公開データを比較するときの基本を紹介しています。
https://publicracingrating.com/
スポーツくじ公式サイト
最新の対象試合、販売締切、開催変更、くじ結果をご確認ください。
https://www.toto-dream.com/
■ 免責事項
本記事は、提示された2026年10月8日6時07分時点の情報をもとにした独自の整理・計算です。チーム別MR、勝敗予想、実際の当せん確率は算出していません。
記事内の評価枠組みや仮定計算は、的中・利益・払戻金を保証するものではありません。販売情報や試合日程は変更される場合があります。購入する場合は最新の公式情報を確認し、ご自身の判断と無理のない予算でお楽しみください。
#toto #第1660回toto #スポーツくじ #サッカーデータ分析 #混合レーティング #データの読み方 #確率 #Jリーグ



コメント