2026年10月2日、丸亀「四国新聞社杯」は最終日を迎えます。12Rは1800mの優勝戦。締切予定時刻は20時36分です。
全国勝率で最も高いのは、5号艇・平田忠則の7.72。しかし、1号艇には全国勝率7.07、当地勝率7.09の岡村慶太が入っています。
実績の高さと、内側からレースを組み立てられる位置。この二つを同じ尺度で比較すると、評価はどう変わるのでしょうか。
今回は、提示された出走表を基に、実績・当地適性・枠順・平均スタートタイミングを数値化します。展示、オッズ、気象情報が未提示のため、評価は暫定です。
【暫定MR順位表】
順位|艇番|選手|実績25点|適性20点|展開15点|暫定MR
1位|1|岡村慶太|17.03|13.91|12.50|63.44
2位|2|福来剛 |16.72|13.30| 8.83|58.86
3位|5|平田忠則|18.93|15.38| 4.17|58.48
4位|3|上條嘉嗣|15.49|13.93| 7.83|57.25
5位|4|原田篤志|15.21|12.77| 6.17|54.15
6位|6|中村桃佳|15.98|12.43| 1.83|50.25
全艇に市場15点、状態5点を仮置きし、合計に加えています。
合計は丸める前の数値から計算しているため、表示された内訳の合算と0.01点ずれる場合があります。
MRは本記事の条件下での比較点です。63.44点を勝率63.44%と読むことはできません。
【1.観測:成績では平田、位置では岡村に注目する】
まず、主な数値を並べます。
艇番|選手|全国勝率|全国3連率|当地勝率|平均ST|F数
1|岡村慶太|7.07|72.95%|7.09|0.15|0
2|福来剛 |6.98|72.03%|7.30|0.13|2
3|上條嘉嗣|6.41|66.43%|7.03|0.19|0
4|原田篤志|6.45|66.67%|6.77|0.17|0
5|平田忠則|7.72|82.61%|7.79|0.17|0
6|中村桃佳|6.76|68.22%|6.51|0.13|1
平田は全国勝率、全国2連率、全国3連率のすべてで、この6人の中で最も高い数値です。当地成績も勝率7.79、3連率86.21%と高く、成績面では明確な比較基準になります。
一方、岡村は1号艇。全国成績と当地成績がともに高く、枠なり進入なら内側の位置を生かせる組合せです。
福来と中村は平均ST0.13で並びます。ただし、出走表には福来F2、中村F1の記載があります。過去の平均STだけで、今回も同じ踏み込みになるとは判断できません。
【2.仮説:枠順を加えると実績順位が変わる】
今回の仮説は、「平田の実績優位に対し、岡村の内枠優位が総合評価を押し上げる」です。
成績だけなら平田が上位でも、外側から先頭争いに加わるには、内側の艇の動きや進入、スタートが関係します。
岡村は内側から先に回る展開を想定できる一方、平田はコース位置の不利を成績や当日の足で補えるかが焦点です。
ただし、この仮説は枠なり進入を前提としています。進入が変われば、展開評価も見直す必要があります。
【3.数値化:配点と計算方法を公開する】
混合レーティングの配点は、次の100点構成です。
・市場:30点
・実績:25点
・適性:20点
・展開:15点
・状態:10点
今回はオッズと展示情報がないため、市場は全艇15点、状態は全艇5点としました。これは未確認項目を同点として扱う便宜的な処理であり、平均的な人気や状態を確認したという意味ではありません。
実際の順位差は、確認できた60点分の項目から生じています。
■実績25点
全国勝率、全国2連率、全国3連率を使います。
実績点
=25×{0.50×全国勝率÷10
+0.25×全国2連率÷100
+0.25×全国3連率÷100}
勝率を中心に置きながら、上位着順に入る割合も評価します。
■適性20点
同じ構成を当地成績に適用します。
適性点
=20×{0.50×当地勝率÷10
+0.25×当地2連率÷100
+0.25×当地3連率÷100}
当地成績の出走数は提示されていません。少数出走による変動の大きさは、この計算では補正できていません。
■展開15点
枠位置に最大10点、平均STに最大5点を配分します。
枠位置点
1号艇10点、2号艇8点、3号艇6点、
4号艇4点、5号艇2点、6号艇0点。
ST点
=5×(0.30-平均ST)÷0.30
※0~5点の範囲で扱います。
さらに、今回はF1につき1点を減点します。
この枠位置点とF減点は、本記事で設定した比較用のルールです。丸亀の過去データから推定した効果量や、検証済みの予測モデルではありません。配点を変えれば順位も変わり得ます。
■岡村慶太の計算例
実績17.03点
+適性13.91点
+展開12.50点
+市場15点
+状態5点
=暫定MR63.44点
数字を公開する目的は、順位の理由を読者が確認できるようにすることです。
【4.検証:順位の理由と未確認情報を分ける】
ここでは計算の内訳を確認します。レース結果による予測精度の検証は、まだ行っていません。
■1位・岡村慶太
実績と適性の合計は30.94点。平田より低いものの、展開点12.50点が総合評価を押し上げました。
今回の1位は、能力だけで決まった順位ではありません。枠なり進入と内枠への配点が大きく影響しています。展示では、内側から先に回れるだけのスタートと旋回の気配を確認したいところです。
■2位・福来剛
全国勝率6.98、当地勝率7.30に加え、2号艇と平均ST0.13を評価しました。
一方、F2については2点を減点しています。この処理だけで実際のスタート慎重度を説明できるわけではありません。スタート展示と本番の進入が評価を見直す材料になります。
■3位・平田忠則
実績18.93点、適性15.38点はいずれも最上位です。岡村との順位差は、主に枠位置への配点から生じています。
福来との差はわずか0.38点。未確認の展示やオッズを考慮していない段階で、両者の優劣を強く断定できる差ではありません。
■4位・上條嘉嗣
当地勝率7.03、当地3連率75.86%を評価しました。適性点は岡村とほぼ同水準です。
平均ST0.19が展開点を抑えていますが、過去の平均値は今回のスタートを確定しません。当日の踏み込みと3コース想定での動きを確認する必要があります。
■5位・原田篤志
当地3連率80.00%は高い一方、当地2連率は40.00%です。提示成績には、3着以内に入る割合と2着以内に入る割合の開きがあります。
4号艇からどの位置を取れるか、内側の艇とのスタート差がどうなるかによって、成績を発揮できる条件が変わります。
■6位・中村桃佳
全国勝率6.76、平均ST0.13は比較材料になります。ただし、本モデルでは6号艇の枠位置点とF1減点が総合点を抑えました。
6位は、本記事の条件と配点による順位です。進入変更などで想定コースが変われば、展開点を再計算する必要があります。
■モーターの0.00%をどう扱うか
提示データでは、上條と原田のモーター2連率・3連率がともに0.00%です。中村のモーターは2連率0.00%、3連率25.00%です。
ただし、集計対象の出走数や使用開始時期は示されていません。0.00%という数値だけから、機力が低いと断定することはできません。
今回はモーター率を直接減点に使わず、状態評価を保留しました。今節欄も貼り付け内容では着順を明確に識別できないため、連勝数や平均着順は算出していません。
【5.示唆:評価を動かす条件を確認する】
暫定評価では岡村が最上位ですが、その理由は「高い成績と1号艇の組合せ」です。平田は実績・当地適性で最も高く、枠位置の扱いによって総合順位が変わる存在です。
発走前に確認する項目は、次のとおりです。
・進入が枠なりか、コース変更があるか
・展示タイムに加え、直線と旋回の気配はどうか
・スタート展示で艇間の差があるか
・風向、風速、波高に変化があるか
・オッズがどの時点の数値か
市場点を更新する場合も、人気の高さと有利さを同一視しないことが大切です。オッズから読み取る評価と、成績・展開から算出した評価を比較して初めて、両者の違いを検討できます。
また、今後この計算方法を検証するなら、結果が出る前に配点と評価時点を固定し、複数レースで記録する必要があります。今回の順位だけで精度を証明することはできません。
【分析方針と情報の透明性】
分析主体:混合レーティング研究所
使用データ:読者から提示されたBOAT RACE公式出走表の転記内容。
対象:2026年10月2日、丸亀12R「四国新聞社杯」優勝戦。
独自分析:全国成績と当地成績を共通の計算式で整理し、枠順・平均ST・F数を加えた暫定評価。
未確認項目:最新オッズ、展示情報、気象、モーター集計出走数、今節の明確な着順。
本記事では、確認できた数値、分析上の仮定、未確認情報を区別して掲載しています。
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【出典】
BOAT RACE公式・丸亀12R出走表
https://www.boatrace.jp/owsp/sp/race/racelist?hd=20261002&jcd=15&rno=12
※本記事のレース情報と成績数値は、提示された転記内容に基づきます。最新情報は公式ページでご確認ください。
【免責事項】
本記事は公開データを基にした独自の比較・研究であり、着順、的中、利益を保証するものではありません。MRは勝率や的中確率を示す指標ではなく、特定の投票や組合せを推奨するものでもありません。
進入、展示、天候、出走変更などによって評価は変わります。投票は20歳以上の方が、最新の公式情報を確認し、ご自身の判断と無理のない資金の範囲で行ってください。
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